大切にしていること | 飯沼本家

私たちについて

大切にしていること

おいしい酒づくり、たのしい場づくり

常に探究や改善を重ね、おいしい日本酒を造ること。多様化するお客さまの嗜好に心を通わせ、柔軟な発想で商品をお届けすること。蔵の敷地を活用した場の運営、イベントの企画を通して日本酒を“楽しむ場“を提供すること。

この先の未来もずっと、時代と共に日本酒が愛され続けることは、私たちの喜びです。そして日々の積み重ねが未来をつくります。だからこそ私たちは、干支の1番目にあたる「甲子」の精神で原点に立ち返り、“おいしい酒づくり、たのしい場づくり“という揺るぎない理念を、日々着実に実現していきたいと考えています。

日本では古くから、干支の一番目にあたる
「甲子」の日(年)にはじめたことは、
良い運気や流れを持ち続け、
発展していくと考えられてきました。
わたしたちは「甲子」の精神に基づき、
ひとつの言葉を掲げます。

はじまりに、いろどりを。

宴が幕を開けるとき、
季節が変わり新たな生活が訪れるとき、
心躍るその体験のはじまりを、
いつも鮮やかに彩る日本酒・酒蔵でありたい。

あたらしい「甲子」に込めた想いを、
私たちの商品、私たちの場を通して
お届けしていきます。

ヒストリー以上に、フューチャーを語り、
創造していく

「上質な田舎」をめざす酒造りというと「永い、古い、伝統」という言葉がついて回ります。しかし、お酒を飲んでくださる方も、造り手も、今を生きています。300年以上の歴史を持つ甲子正宗ですが、先祖が造っていた酒を同じように造っていては、これだけの年月を刻むことはできません。そこで、今蔵元として意識しているのは『ヒストリー以上に、フューチャーを語り、創造していきたい』ということです。

甲子正宗は、「時代の先」を行く酒、という自負があります。品質で、味わいで、さらに次の一手を志向するという点で高い目標を掲げて酒造りをしています。酒は独立して成り立つのではなく食との関係を常に意識する必要があります。当然、世界の無形文化遺産になった和食とのマリアージュを考えた酒造りに努めています。だから、甲子正宗は、食べながら飲むとおいしいのです。

そして今、若い人に清酒を飲んでもらいたい、知ってもらいたい。時代を担う人たちに愛されなければ意味がないと考えています。そのために甲子正宗では若い醸造家に現場を任せ、「飲み盛り、造り盛り」が競い合える環境を整え、明確に若い人に向けた酒を造れる体制へと移行。以来、着々とその成果は上がり、高い評価を受ける清酒を市場に送り出せるようになりました。

甲子正宗のブランドとともに、千葉、酒々井の名も広く知らしめたいと思い続けています。

飯沼本家 取締役社長 飯沼喜市郎

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開かれた観光蔵へ

古くは江戸からの創業も珍しくない酒蔵は、それぞれの地方に必ずと言っていいほど存在します。今や物流が発達し、どこの地方のものも手に入る時代ですが、酒蔵ほど地域の歴史を背負ってきた企業はないと自負しています。私たちは、酒蔵を通して酒々井地域を全国にアピールし、「観光」とは無縁であった地方の面白さを酒蔵から発信していきたいと考えています。

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