酒蔵見学 | 飯沼本家

酒蔵について

敷地案内

酒蔵見学

こだわりの酒造りの様子や、歴史ある建物を蔵人がご案内いたします。

1Fエントランス

醸造蔵である“北総蔵”に入ると、白衣に着替え見学の準備をしていただきます。エントランスではパネルを見ながら蔵の歴史をご説明します。

連続蒸米機

浸漬した酒米がコンベアで運ばれ、蒸米から放冷までを行います。時間、供給蒸気の温度、蒸気量を自動的に調整しながら、ベストな状態の蒸米に仕上げます。

甑(こしき)

お米を蒸す釜です。サナ板の上に洗米浸漬した白米を乗せ、その下に溜めた水を沸騰させて蒸気で蒸し上げます。さばけの良い蒸米に仕上げるために乾燥蒸気を生成する機能が備わっています。

酒母室

清酒酵母を培養して増やす工程である酒母を造るところです。清酒酵母のみを純粋培養するために室内は常に清潔に保たれています。

仕込みタンク

飯沼本家の大型タンクでは“櫂入れ作業”をコンピューターで管理し、自動でもろみの撹拌を行います。これにより、機械の利点を生かしつつ伝統の技で醸すという『機械と技の融合』が可能になり、さらに常に一定の高品質な商品を、安定してお客様にお届けすることができるようになりました。

KOS

多段式自動製麹機で、昔ながらの小さな麹室での経験や技術に基づいて使いこなすことで、一度に多量の良質な麹を造ることができる大型製麹機になります。

浸漬場

精米所から送られてきた酒米を水に浸しておきます。浸漬の時間はお米の品種や精米歩合などによって違ってきます。

麹室

昔ながらの杉材で作られた麹を造る部屋で、壁、床、天井は断熱構造が施され、温度と湿度の調整や炭酸ガスの排除のため換気用の天窓が備わっています。

槽場(ふなば)

醪を搾る槽(ふね)と呼ばれている搾り機があるところです。現在は、お酒が酸化されにくく、多量の醪を搾ることができる自動圧搾機を使用しています。

昭和蔵(本蔵)貯蔵タンク

現在の本蔵が建設される以前は同じ場所に木造の新蔵・本蔵・昭和蔵が建っていました。しかし老朽化と最新設備の導入のため、昭和31年に当時としては大変珍しい鉄筋コンクリート4階建ての本蔵が建設されました。この1つの建物の中に釜屋(蒸し米をする所)を除いて仕込み蔵、ろ過場、麹室、蔵人の寝室である広敷、応接間、来客用の座敷まで酒蔵で必要と思われる場所がほぼすべて揃っていました。現在は貯蔵、濾過を行う場となっています。

精米所

弊社は県内でも数少ない精米工場がある酒蔵です。時間と手間をかける『扁平精米』は、通常の精米したお米に比べて雑味の元となるタンパク質の少ないお米に仕上がります。扁平精米したお米を使用することで、通常精米で醸したお酒に比べ、よりきれいな酒質のお酒を醸すことができます。

甲子蔵

甲子蔵は大正14年事業拡大のため現在の市原市五井に甲子第2工場を建設した際の仕込み蔵だったものです。第2工場は昭和の14年ごろには閉鎖され操業期間はあまり長くはありませんでした。閉鎖に伴い蔵はそのまま移築し、製品庫として使っています。

応接室

応接室は蔵の移築のときにあわせて造られたもので昭和14年の建築物です。天井は「蛇目天井」といい、蛇の目傘を開いたようなつくりになっていて、床は総大理石で出来ています。窓ガラスは建設当時のもので、今では珍しいレトロなガラスです。当時は1枚1枚手作業で作っていましたので、気泡が入っていたり、ゆがんでいたりと、とても赴きのあるガラスです。かかっている篆刻は二世中村蘭台の作品です。

明治蔵

現在飯沼本家に残されている唯一の木造の蔵です。明治半ば建てられたことで「明治蔵」と呼ばれています。現在はイベント等を行う会場として使用しています。

前蔵

建立年代は不明ですが、蔵に残されていた資料より江戸末期のものと推測されます。酒造業だけではなく、生活用品の蔵として利用されてきました。

きのえねomoya

代々飯沼本家の当主が住み継いできた築約300年の「母屋」を、酒と二十四節気料理を提供する「きのえねomoya」としてリノベーション。古い梁や建具などはそのままに、酒造りで使われた古材を再利用したテーブルや、作家の手による椅子やランプシェードなどを取り入れ、人々の新たな憩い場として蘇りました。ゆったりと落ち着いた空間の中、酒造りと関わりが深い「二十四節気」をテーマにした料理と、蔵元で味わう特別な日本酒をお楽しみください。

正門

歌舞伎門といわれ、瓦屋根をつけた伝統的な門です。飯沼本家には門が二つあり、元来ビン詰工場の後ろ側に位置している門が正門として使用されていました。南酒々井の駅が開業し、トロッコが引かれたことで門は現在の門が正門として使用されるようになりました。

きのえねまがり家

「まがりや」とは東北地方の民家に多く、鍵型の曲がった作りが特徴的な建物で、馬屋(まや)の上に「ちし」と呼ばれる中二階があり、小さな明かり取りとなっています。当社のまがり家は新潟県東蒲原郡川上村というダムに沈んだ村の民家を、瓦屋根に葺き替えて移築したものです。平成7年10月に接客棟として営業をはじめ当初はお酒の販売のみでしたが徐々に食品や雑貨などを増やしていきました。2階にはギャラリーを併設しており、年4回~5回の企画展を開催しています。

石炭小屋

ご来場のお客さまに自由にお立ち寄り頂けるビジターセンター。酒蔵の全体マップのほか、日本酒の仕込みに使用されていた樽を再利用した展示コーナーでは、酒造りの工程や蔵人、飯沼本家の歴史等についてご紹介しています。毎月第四日曜日には「きのえね朝市」が行われ、地元の人気店が多数出店するマルシェとして多くの人で賑わいます。

きのえね SAKE CAMP

酒蔵に泊まり、酒蔵で目覚める。蔵の敷地内に静かに佇む酒蔵キャンプ施設です。当施設にご宿泊頂くことで、お車でご来場の方も思う存分私たちの日本酒「甲子」をお楽しみ頂けるようになりました。代々の当主が住み継いだ古民家レストランで味わう季節の料理。星空のもと、醸された土地で口にする格別な日本酒。焚き火を囲み、家族や仲間と語り合う夜ー。酒蔵でしか味わえない、あなただけのキャンプ体験を探してみてください。

芝生広場

鮮やかな緑に囲まれた広大な芝生広場は、年間を通してイベントの開催や、週末のキャンプガーデンオープンなど、さまざまな用途で活用されています。お子様連れのファミリーからカップルはもちろん、おひとり様でも、伸びやかな気分でお過ごしいただける人気のスペースです。

駐車場

大型バスもOKな広々と整備された駐車場です。トイレも完備しております。

大型冷蔵庫(氷温・冷蔵)

甲子正宗を最も美味しい状態でお客様にお届けするよう、弊社では大型の製品用冷蔵貯蔵庫を建設し、一部の商品はこちらで貯蔵されています。この冷蔵庫内には、大容量の『氷温冷蔵室』があり、生酒や一度火入れの商品においては-5℃で保管することで、生酒のフレッシュさを長期間保つことができます。

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